きょうの超簡単料理「トウモロコシ編」

スーパーの野菜売り場で見かけると夏の到来を感じますよね。

父方実家が農家でしたので、夏休みのモロコシ畑の風景と甘い香りが漂う、笊に山盛りのモロコシの絵がすぐ浮かんで、見かけると心が躍ります。

モロコシは活力源としての炭水化物と、炭水化物を代謝するビタミンB1やお腹の調子を整える食物繊維、浮腫みを解消するカリウムなどを含み、とても栄養価が高い穀物です。

薬膳では体の中の余分な水分を排出する食薬に分類されますが(利水滲湿類)、その他にも疲労回復・食欲不振の改善にも効果があります。

芯に近い部分ほど栄養価が高く、また利尿効果は鬚部分の方が実よりも効能が高いとされ、乾燥させた髭は漢方薬原料にも使われます。

一度自分で乾燥させてお茶にしてみましたが、うまく作れず不味かったのは最近の夏の思い出です(笑)

食べ方はバターも醤油つけずに、シンプルに「焼き」か「レンジでチン」が良いと思います。

「焼き」に関して、我が家では皮を剥いたモロコシを魚焼きグリルを使って、程よい焼き色がつくまで時々裏返しながら焼きます。香ばしい香りと焦げ色が食欲をそそります。水分を飛ばしているので濃縮された甘さです。

一方「レンチン」ですが、皮を一枚残して500wで5分チンします。ほんのり甘い香りとみずみずしい甘さです。

どちらも甲乙つけ難く、食べ比べをしてみても楽しいです。モロコシは特に鮮度が命ですので、購入したその日に食べる事をお勧めします。

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